姫りんご's pocket +ﾟ

『オレンジガール』　ヨースタイン・ゴルデル


Content

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４歳のときに死んだ父からの手紙が見つかった。
「どきどきさせる話をしよう。　オレンジガールの物語だ」

広大な宇宙に生まれ落ちる命のはかなさと尊厳を考える本。
 


My feeling

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ラブストーリーの中に哲学が散りばめられていて
１０代向けのヤングアダルト小説ながら、
大人になってもまた読みたくなる、そんな本。
 
命の重さ、そして運命の残酷さを
「生」への希望を託した形で語られる。

子供が出来たときに、読み聞かせてあげたいな。
 
「人生は、当たりくじの数だけが発表される
 とてつもなく大きなロトくじだ」
今、このブログを読んでくれたあなたも
「そのくじに当たった人だ。　Lucky you!(当選おめでとう!)」

[0回]

『雑草女に敵なし! 女性ADから教わったたくましく生きる極意』 山田隆道

Content

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我慢できるうちは病気じゃないのよ!
こんな不況だってへっちゃら!
どんなことにもめげない雑草女を観察した７年間の笑撃日記。
 

My feeling

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本当に、尊敬するほどたくましい!!笑
読んだ後、心からスカッとした気分で、
何にでも立ち向かっていけそうな気がする!!
やる気と元気をもらえる一冊。


★世の中、下には下がいる

上を見るとキリがなくて、
自分が情けないダメ人間に感じる時ってある。
だけど、下にはさらに下がいる訳で。
そう思ったら、自分って結構幸せなヤツなんじゃないかって思える。


 
★尊敬されるなら　笑われたほうがラク

これわかる!!
過度に期待されると、その期待に応えなきゃっていう
プレッシャーがのしかかってくるけど、
笑われてる分には「ま、いっか。」って楽な姿勢で、
素の自分でいられそう。



★期待にこたえるから面倒なことを頼まれる

そうか!　 そんなカラクリ考えたこともなかった。

　 期待に応える→「こいつはデキる」
　→ 仕事がくる→キャパは超えてるけど頑張る
　→「これもデキるのか、じゃあこれも。」
　→仕事仕事仕事…

何ていう魔のスパイラル!!
 評価は上がるかもしれないけど、
抱え込みすぎて失敗しちゃうと元も子もないし。
断ることも時に重要。
 


★アイディアの困ったらダイレクトにパクる

既にあるものに常に目を光らせておく。
いざという時、自分の中に取り込んでおいたその知識を
自分流にアレンジしてアウトプットしてみる。



★成功は死なないこと

ハードル低いっ!!　でも、これ好き。
実際、私 生きてるし。
自分を食べさせていければ人生成功♪



★できない理由をあえて探さない

言い訳をすぐに探してしまう私には衝撃的すぎた!!
そうか、できない理由を見つけるからやりたくなくなるのか。
ブレーキをかけずにそのまま突っ走ってみる
… いいかもしれない。
 


★なりたい自分よりなれる自分を目指す

だいたい理想の人とか、憧れの人って
自分と真逆なタイプの人が多かったりする。
だからそれに近づこうとすればするほどストレスたまるし、
実際そんなに近づかなくて落ち込む。
自分磨きはまず自分をよく知って、
その個性をのびのびと育ててやることが１番なのかも。
 


★頑張ってもダメなら　もっともっと頑張る

目の前のことを がむしゃらに乗り越える。
それでもダメなら、今以上に頑張る。
それでもダメなら、もっともっと頑張る。
自分をどんどん向上させる、極上のテクニック。

[0回]

『ショート・トリップ』　森絵都


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「カラフル」の森絵都がおくる “旅”をめぐる超短編４０．
 

My feeling

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１話４ページのショート・ショート。
すぐに読めるので、気軽に手に取ることができる。
 
「カラフル」でも挿絵を担当した長崎訓子さんとタッグを組む。
白と黒のシンプルな絵の中に絵都ワールドがギュッと詰まっていて、
１つ１つの話の情景が浮かんでくる。

お気に入りは「ファンタジア」。
ディズニーを題材にしていて、切り込む視点が面白くて好き。
 
あと「注文のいらないレストラン」も
じんわりと胸が温かくなるお話で、好き。

[0回]

 

『カラフル』　森絵都


Content

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いいかげんな天使が、一度死んだはずのぼくに言った。
「おめでとうございます、抽選に当たりました!」
ありがたくも、他人の体にホームステイすることになるという。
前世の記憶もないまま、借りものの体で
ぼくはさしてめでたくもない下界生活にまいもどり……
気がつくと、ぼくは小林 真だった。

ぐっとくる!ハートウォーミング・コメディ
 

My feeling

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中年親父と愛人契約する初恋の女の子、
不倫する母親に、利己的な父親。
そして無神経ないじわる男、満。
 
明るい表紙とは裏腹に、繰り広げられる憂鬱な暗いストーリー。
それとは対照的に、いつも適当で少し口の悪い
ガイド役天使 プラプラの存在が相俟って、
不思議と淡々とした心情で読み進めることができる。
 
言葉にしないと 思っていることはいつまでたっても伝わらない。
少しだけ、いつもよりほんの少しだけ相手に歩み寄るだけで、
見えなかった真実が見えてくる。
 
家族や友人、様々な人間関係から生まれ、見えてくる
自分自身が存在する意味や、重要さを
小林 真のホームステイが教えてくれる。

[1回]